「…え??」 声を上げたのは、理香ちゃん。 「皆さん、今の話は嘘です! 早くパーティーを進めましょう!」 ショックを受けているのか、 叫ぶように言う。 「ほらッ!! 司会者、早く進めなさいよッ!!」 暴走する理香ちゃん。 「…理香。 いい加減にしなさい」 「…え?」 そんな理香ちゃんを、 中野財閥の社長が止める。 「なんで、そんな冷静でいられるの!?!? お父さんも困るでしょう!?」 「困らないよ」