さらに、ざわめく会場。 どういう事…?? 婚約が出来ないって… 「本当にすみません。勝手だと思います。でもー…」 光康は、理香ちゃんの方に向く。 「好きでもない女性と結婚することはできません。 する気もねぇし」 「…え??」 何いってんの!? アイツ… 「光康君! どういう事だね!?!?」 理香ちゃんのお父さんが、怒鳴る。 「すみません。出来ません。」 光康は、それだけ言うと、 前を向いた。 「今、ここに俺の愛する女性がいます」 …は???