会場に着くと、 「岡本君!!」 ステージの前に立っている岡本君を発見した。 「中野さん…」 「どうですか? 私のドレス姿!」 「可愛いですね」 「ありがとうございます!」 カァッと顔が赤くなるのが自分でもわかる。 「岡本君もカッコイイです」 「ありがとうございます」 本当にカッコイイ。 今の私に似合うのは、岡本君しかいないわ。 「控室に戻りましょう!」 「そうですね…」 二人で、控室へと向かった。