俺は、急いで机に向かうと、 机の中から、筆箱をとりだし、 足早に教室を後にした。 話しかけたかった。 でも、怖かった。 これ以上、嫌われたくなかった。 俺は、真由が好きだ。 でも…真由は俺が嫌いなんだ。 話しかけられたくない…程に。