「婚約…パーティー…??」
「そうだ」
なんで…
なんでなんだよ…
「昨日、食事会をしただろう?」
「はい…」
「その時に、中野社長がお前を、とても気に入ったらしくてな」
気にいったって…俺は、モノか…
ま、実際そうなんだろうけど…
「そうなんですか」
「今日、話しあった結果、一ヶ月後になった」
一か月後…
そんなの、もうすぐだ。
「なんで、そんな早くにやるんですか??」
俺が質問すると、
「今日のお前は、やけにつっかかってくるな…」
怪訝な顔をした。
「なにか、理由があるのか…??」
ギロッと睨まれる。
「いえ…。では、失礼します…」


