「ど、どうしよう…絶対勘違いされた……」 タイミング良すぎだよ…紗江さん!! 「確かに…」 「何よ!?」 考え込むようなポーズをとった光康。 「もうちょっとだったのに…」 「?? なんか言った??」 光康が、何か呟いたけど声が小さくて聞こえなかった。 「いや…あとで言っとくよ、紗江に」 「う…うん」 優しく微笑んで言った光康。 あたしが、答えると… 「ふーん…」