-真由sideー 「はぁぁ~…」 疲れた、とにかく疲れた。 直輝は、なぜかあたしに話しかけてこないし、 お嬢様と光康はイチャイチャしてるし… 「今日、デートしませんか…??」 ぬわにィィィィ!?!?!?! あたしの耳に聞こえてきた言葉、それは紛れもなく、お嬢様の声。 「いいですよ」 って…この声って… なんで…デートの約束なんかしてんの…?? 二人って…付き合ってたの…?? どういうこと…!?