ココロの距離



うわ、わかりやすい。

可愛いなぁ……。


「ありがとうっ!!これからもよろしくねっ!!」


両手をつかんで、上下にブンブン振る。


どんだけ嬉しいのか...。

でも、その姿がちょっと嬉しかったりもする。


今日から変わるあたし。

ううん、変わらなくちゃいけないの。


いつかこの気持ちを消して、新しい出会いを探さなくちゃいけない。

零くんの助けを借りて、少しずつでも……。


「ありがと零くん」

「別に、俺が一緒したいだけだよ」


優しい零くん……。


〜♪


着うたが鳴った。


「誰?」

「電話だ。り……!?」


りっ

りっ

りっ……


「りっくん!?」