そうだよね。

確かに身内が姫なんて呼ばれてたら、当たり前に一緒にいた分信じられないよね。


あたし自信もしんじられないし……。

ちょっぴり期待した私がバカだった。


「それでさ、羽織さん、アド交換しない?」

「え?いいよ。赤外線でいい?」

「うん、ありがとう」


零くんはその可愛い笑顔で言ってくれた。


そしてこの日から、私の友達に零くんが加わった。

零くんと時々会ったり遊んだりするようになった。

その大半はりっくんとサッカーをしている姿を見るか、三人で雑談とかゲームとか。


りっくんがサッカーしてる姿は実はあんまり見たことがなかったから、そんな姿を見て本当に驚いたり。

零くんだって負けないくらいすごかったり。


なんか二人とも、全力で遊んでるみたいで、見てても飽きなかった。

可愛い友達も増えて、りっくんの新たな一面も見れて、すごく嬉しい!