ココロの距離



その答えは……。


穂希は微笑んでくれた。


「軽く告白?」

「男の子の友情ってこんな可愛いもんだっけ?もっと暑苦しいイメージが……」

「どんなイメージさ」

「その時の穂希がすごく可愛くて」

「それわかる!!穂希って微笑むとチョー可愛いんだよね」

「でも穂希って笑うべきところで笑わないくせに、不意を衝いて微笑んでくるよな」


三人とも一斉に穂希を見た。

……(((計算済み!?)))


「とにかく意咲くん、君は選ばれた人なんだ」

「……はぁ」

「こんな子滅多にいないしね」

「ってことで、これからも穂希をよろしくお願いします。穂希のイトコとして、穂希をキミに任せる」


……あ。

言っちゃったー……。