「いまだ。足音が消えた」 「よーし。じゃ、いっくよー」 私はドアを思い切り蹴破った ズドンっと言う音が倉庫内に響き渡る 「よし。誰もいない」 ランドセルはあとで取りに来る 私と慧は急いで階段へ向かった 「ちょっとまて。1階に誰もいないか確認してからじゃないと」 私は少しの隙間から1階を覗いた 「3人」 「いける」 慧の言葉で私と慧は階段を駆け下りた