翌日、目が覚めたあたしは周りの景色をぼーっと見ていた。 「…あたしの部屋じゃない」 覚醒仕切れていない脳で一生懸命昨晩の事を思い返した。 そういえば真生の家に泊まったんだった…。 だけど周りを見渡しても肝心なこの部屋の主、真生がいない。