「やっぱり…、そうなんだ?」 だから帰りがこんなに遅かったんだね…? 凄く心配で…、不安で待ってたあたしが馬鹿に思えた。 「あたしを好きって言ってたのは嘘だったんだ…?」 「何言ってんだよ?!」 「キスも全て…」 嘘だったんだ…… いつもポーカーフェイスな真生があんな驚いた顔してあたしを見るなんて絶対可笑しいもん…。