名前を呼んでみたが起きる気配が全くなかった。


「…風邪ひくだろ」




俺は美嘉を抱き上げると二階に上がっていった。



美嘉の部屋はきちんと整理整頓されていて意外だな。と思った



「世話がやける…」




俺はベッドに美嘉をおろすと部屋を後にしようとした。