もし、二人きりになれるチャンスがあれば… 今日、最初で最後の告白をしようと思っている。 でもあの時、美嘉達の会話を聞いていたのは俺だけじゃなかった… …俺の敵ともいえる高木真生が廊下で聞いていた。 多分あいつも此処に来ると俺は思った。 あいつが来るよりも早く…、告白しなくちゃいけねぇよな―――――…