「美嘉の恋が今から始まる予感!」 千夏は目を輝かせた。 いや。 恋の予感なんてこれっぽっちも無いんだけど? 「恋の予感なんてどっから分かんのよ…」 あたしは軽く溜め息をついた 「美嘉って誰とも付き合ったことないの?」 「んー?、一度だけならあるよ…」 初彼は昨日のゲームセンターで見かけたあの人…。