ゲームセンターを出た後は もう家に帰ることにした。 「…今日はありがとう」 「ああ…。」 「ぬいぐるみ大事にするね? …それじゃ、おやすみ」 家の中に入ろうとした。 ――ギュッ 後ろから真生に抱き締められた。 いつもだったら抵抗するんだけど今はこの腕に安心していた。 一言でいうと居心地がいい なんでだろ? 真生に心を許している部分があることにあたしは気付いた――…