「モテないって。 今のだって、なんかの罰ゲームだよ」 恥ずかしくて熱くなった頬が、なかなか冷めない。 そんな頬を手の甲で冷やしながら言う。 「何でそんなにひねくれた考え方するかな?」 「ひねくれてないもん。 事実だもん」