眠り姫にはキスを。




「でもさ、目が覚めた時、感触あったんでしょ?」




加奈の言葉で、顔が赤くなる。




「うん、あった気がするけど……。

もう、夢と現実の区別がつかない~!」




完全に私は、パニックになっていた。


それを加奈は、楽しそうに見ていた。