「はぁ!? 進藤正輝にキスされたぁ?」 「ちょっ、加奈っ! 声大きいよっ」 どうも様子がおかしかったらしく、喫茶店で加奈に詰め寄られた。 何でもないと言える状況じゃなくなった私は、放課後のことを白状した。 「絶対、夢だったんだよ」