眠り姫にはキスを。




「付き合ってすぐ、手を出すのはちょっと嫌だし。
今は、これで十分」




そう言って、またキスをする。


下駄箱を背にして、何度も。



触れるだけのキスから、深く優しいキスまで。


立っていられなくなるまで、何回も。



私はそれに溺れていく……。






*fin*