Cutie Blonde*頬に白ホイップ*

「ひなちゃんの『好き』は僕の『好き』とは…違う?」

「あ…の…そっ…それは…。」


…どう言えばいいんだろう。
朝比奈さんの笑顔を見ると、朝比奈さんの優しい言葉を聞くと胸がドキドキして、顔が熱くなって…。


…私はこのケーキに何を込めた?
何を…伝えたかったの?





「こ…このケーキには…。」

「うん。」

「たくさん、たくさん…想いを込めました。」

「…うん。」


私の手を優しく握りながら、真っすぐに私を見つめてくれる朝比奈さん。
…ちゃんと伝えよう。私が何を想ってこのケーキを作ったのか。


「私…いつも自信なくて…ホワイトスノーを作ってお店に出すようになっても、評価ばかり気になって…でも評価も怖くて聞けなくて…。
でも、そんな私の味を私が作ってるって分かってくれる朝比奈さんに出会って…
私、本当に嬉しかったんです。あんな風に『ホワイトスノー』を食べて笑顔になってくれる人がいるってことが嬉しかった…です。
朝比奈さんがくれた言葉も、全部…私をいつだって励ましてくれました。
今、自信を持ってこのケーキを朝比奈さんに出せるのは…朝比奈さんがいてくれた…から…です。」


私の手を握る朝比奈さんの手がより一層優しくなる。


「朝比奈さんの笑顔に出会えて良かったって心の底から思ってます。
…その…えっと…好き…だから…。」


肝心なところは心臓のドキドキが邪魔して上手く言わせてくれない。
でも…ちゃんと…


「あの…わ…私…まだ、そんなにたくさんの自信はない…けどっ…
朝比奈さんが笑顔になってくれるように…朝比奈さんのそばでっ…頑張りたい…ですっ…。
もし迷惑じゃなければ…今みたいにそばにいても…。」

「いいよ。…そばにいてよ。俺もひなちゃんのそばにいたい。」


ぐいっと腕を引かれ、朝比奈さんにぎゅっと抱きしめられた。