Cutie Blonde*頬に白ホイップ*

上からぎゅっと手を握られ、そのまま少しだけ引かれる。
私の手が触れた先は、朝比奈さんの胸。


ドキンドキンと大きく鳴っている。
―――私と同じ、リズム。


「ドキドキしてうるさいでしょ?
これってね、ひなちゃんのせいなんだよ?」

「わ…私のせいですか…?」

「もちろん悪い意味なんかじゃないよ。
ひなちゃんの笑顔見る度に、心臓がドキドキいって鼓動が早くなる。
…ひなちゃんのことが、好きだから。」

「へっ!?ああああ朝比奈さんが…わ…私を…?
そんなっ…だって…そんなの…有り得ない…ですっ…。」

「どうして?」

「だって朝比奈さんは…かっこよくて優しくってお仕事もできて…女性にモテるし…
わ、私なんかじゃつり合わないです!私なんて仕事もロクにできないし、綺麗じゃないし…手なんてほら…き…傷だらけで…っ…。」

「ひなちゃんの手は、魔法の手だろう?」

「え…?」

「僕が一番幸せになれる味を作り出せる、魔法の手。
それに、ひなちゃんは可愛い。すごくすごく…可愛いよ。
ほっぺにホイップつけてるひなちゃんも可愛かった!」

「あぁ!もうあれは忘れてくださいっ!プ…プロなのにあんなことっ…。」

「ちょっとドジかもしれないけど、だからこそその真っすぐなところはとても魅力的だよ。
とにかく、ひなちゃんが何を言おうが僕はひなちゃんのことが好きだよ。大好き!」


そう言って、にこっと笑う朝比奈さん。
…顔がますます熱くなる。


「ねぇ、その真っ赤な顔が答えだって思ってもいい?」

「え…?」