Cutie Blonde*頬に白ホイップ*

「さすがの僕でも5個はキツいから、食べるの…手伝ってくれる?」

「あの…い…いいんですか?」

「もちろん。食べかけで申し訳ないけど。」

「そんなっ…!食べます!私が作ったんだし。
…それに、シュークリームはやっぱり今日、食べてもらいたい…です。」

「え…?」

「朝比奈さんはシュークリームを食べているときが一番、笑顔です。
だから、私はシュークリームを食べて、本当に幸せそうな笑顔を浮かべている朝比奈さんが好きで…それで…。」

「え…?」


…ん?待って、私今…


「あっ!えっと…好きって…ああ…えっと好き…なんですけどあのあの…。」


ど…どうしよう!好きって…朝比奈さんの笑顔が好きで、それが見たくてケーキを作って…
だけどいざ『好き』って口にすると…
恥ずかしくてドキドキして心臓が壊れてしまいそう…。


「…ありがとう。僕もひなちゃんの笑顔、好き。
…って、この言い方、ちょっと卑怯、かな。」

「卑怯…ですか…?」

「好きなのはひなちゃんの笑顔だけじゃないよ。
ひなちゃんの味も、ひなちゃんのコロコロ変わる表情も、一生懸命な姿も…どれもすごく好きだなって思った。
今日、ひなちゃんのすごく真剣な表情を初めて見たけど、真っすぐでひたむきで…すごく、すごく好きだと…そう思ったよ。」

「え…そんなっ…私には勿体ない言葉でっ…。」

「…ねぇ、ひなちゃん。」

「は…はい…。」

「ここまで言っても、伝わらない?」

「え…?」


私の左手の上に朝比奈さんの右手が乗る。
じわりじわりとその温かさが伝わってくる。