「だってひなたちゃんと朝比奈さん、いい感じだもん♪」
「ちゃ…チャコさんっ!」
「照れない照れないー!ね、ひなたちゃん?」
「そんなんじゃないですっ!それに朝比奈さんは私なんかとは全然…。」
「って思ってるのはひなたちゃんだけだって!」
「…無駄話はそれくらいにしろ。
いいか、22日深夜からケーキ作りに入る。
今年は23日から連休だからそれなりに予約は分散しているが、24日の予約分が一番多い。23日の夜はほとんど寝れないと思え。」
「「「はいっ!」」」
キューティーブロンドのキッチンに響くくらい大きな返事。
…毎年、クリスマス前のキューティーブロンドは戦場に変わる。
「今日は早く帰って休め。」
倉持さんがそう言うと、他のパティシエたちがキッチンを出る。
私は食べ終わった後のお皿を片付ける。
「ひなたちゃん、良かったねー!高評価!」
「はいっ!嬉しいです。」
「これも朝比奈さんパワー?」
「なになに!?恋バナ!?」
「違いますー!全然違くてっ…。」
違うと言えば言うほど朱里ちゃんとチャコさんの顔が輝いていく。
ど…どうしよう…本当にそんなんじゃ…ないのに…。
「ちゃ…チャコさんっ!」
「照れない照れないー!ね、ひなたちゃん?」
「そんなんじゃないですっ!それに朝比奈さんは私なんかとは全然…。」
「って思ってるのはひなたちゃんだけだって!」
「…無駄話はそれくらいにしろ。
いいか、22日深夜からケーキ作りに入る。
今年は23日から連休だからそれなりに予約は分散しているが、24日の予約分が一番多い。23日の夜はほとんど寝れないと思え。」
「「「はいっ!」」」
キューティーブロンドのキッチンに響くくらい大きな返事。
…毎年、クリスマス前のキューティーブロンドは戦場に変わる。
「今日は早く帰って休め。」
倉持さんがそう言うと、他のパティシエたちがキッチンを出る。
私は食べ終わった後のお皿を片付ける。
「ひなたちゃん、良かったねー!高評価!」
「はいっ!嬉しいです。」
「これも朝比奈さんパワー?」
「なになに!?恋バナ!?」
「違いますー!全然違くてっ…。」
違うと言えば言うほど朱里ちゃんとチャコさんの顔が輝いていく。
ど…どうしよう…本当にそんなんじゃ…ないのに…。



