俺は恥ずかしさから顔を上げられず、 天使も何故か無言で、部屋には気まずい空気が流れた。 すると、しばらくして 「……お前が、分かったような口聞くなよ」 と唸るような声が天使から発せられた ……あれ、怒らせたか? そう思って思わず俺は「あ、ごめん…」と言って顔を上げた。 すると、俺の目に映ったのは ――……顔を赤らめた天使がいた。