「もー、大学の前でプロポーズするなんて…」 真っ赤になっている杏子。 「俺だって、もっといろいろ計画してたんだよ。けど…。 けど、お前の可愛い顔見てると自然に出たんだよ」 「っ//じゃぁさ、その計画してたとこ、行こうよ」 「そのつもり。店、予約してあんだから」 「フフッ。楽しみだな」 「楽しみにしとけ」 そう言って、手を繋ぎながら歩いた。 この手を離さないよう…… 大切にしていこう。 END