未来がいなくなり、数年が経った――…。 俺の首には、未来にあげるハズだった指輪を通したネックレスがかかっていた。 「未来…」 幼いころ交わした約束… 『大きくなったら、僕と結婚しよぉ!』 キミが遠くへ行く前に交わした約束… 『未来がここに戻ってきたら、結婚しよう』 この約束が、果たされることはなかった。 だけど… 今も、遠くへいってしまったキミを… 俺は、 想ってる。 これからも、ずっと…ずっと。 END