【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






「れーっん!!
ねぇねぇ、今日彼氏くるんだけど、ゴムもってない?!」

「…はぁ」

「栞さん!」

「あら、桃嘉ちゃんじゃん!!
ぁ、もしかして蓮使う?
んじゃ、いいや〜」

栞さんはそう言って、嵐のように去って行った。

「綺麗な人だなぁ…」

蓮もすごいカッコいいけど、

栞さんは負けないくらいの美人。

栞さんの彼氏には、まだ逢った事ないんだけど。

ってか、なんか…すれ違いっていうか。

逢ってみたいんだけどね。


「おふくろ、今日ずっと家?」

「違うわよ。三津さんの家に行くって、昨日言ったでしょ」

「あいつ俺いるくせにヤる気かよ…」

「??」

「桃嘉、さっき姉貴が言った通り、ここあいつの彼氏くるからここにいられないんだけど」

「え、栞さんの彼氏さん、逢いたい!」

「却下」

「えーいいじゃん!!」

「映画でいいだろ。俺もその予定だったし」

「一人で??」

「桃嘉誘って」

「…逢いたいなぁ」

「アホか。支度してくるから、ちょっと待ってろ」


そう言って、蓮は階段を上がって行った。