話は、僕らが親父からお金を返してもらうために、祖母Sにした電話の話へ

『そんなこと、お婆ちゃんに言わなくてもいいでしょ?』

そんな事…ですか…?
18歳そこらの子が40万親父に貸して、返してもらおうとするのが、そんな事で済まされることなんですか?

今の僕でも大金だと思うのに、そんな事と言う貴方は、どれだけのお金を自分で稼いだのでしょう
そんな事、僕は知る由もありませんがね

『祖母Sに、そのような電話をしてきて、どうするの?』…と

と言われても、親父は祖母Sの子どもなわけで、仕方が無いだろう

『自分の子どもの、そんな事聞いたら、婆ちゃん気にするやろ?言ってしまった言葉は、消されへんねんからな』

と、強調目に言う叔母さん
それを言うのであれば、貴方の発言も気をつけなければならないと、僕は思います

その後、つらつらと並べられる僕の母への悪口
その口閉じれば?と思うほどに、そりゃもう喋る喋る

いや、でもコッチもどうしてえぇか、分からんかったし…とか言うと

『それでも、もうちょっと考えて、そっちでどうにかすべきやろう』

と、徹底攻撃態勢…
あぁ、この人は自分が正しいって疑わないんやね
僕が「いや」とか「それは」と言うとソレを全て否定して、自分の言葉をかぶせる
そこまでして、自分の娘よりも更に年下の僕を攻撃したいんやね

話が進まないため、反論という術を奪われた僕は、泣くしかなかった
僕は泣くことが嫌いで、泣く事は本当に滅多に無い
玉ねぎを切って泣いたり、笑いすぎて泣くことはあったとしても

母の悪口…そして、反論できない状況…泣く意外どうすることも出来ないよ、僕には