その後宮廷にあがったノールは正当な教育を受け、頭角を現していった。 半年後にはユニスの側仕えとしての役目を与えられ、主従の関係にありながら兄弟のように育つこととなったのである。 血の繋がりはないのに、本当の兄弟であるかのような、同じ金髪碧眼──。 ユリウスはその文献の通りならばユニスはリオピアという一国にとどまる者ではなく、選ばれた者なのだろうと語ることがあった。 (ならば私はユニス様の予兆に立つ者) 王よ、立て。 私の生きる道をあなたが開いてくれたように、私もあなたの道を開く。 *