俺が不機嫌なのに対し、あいつは上機嫌だった。



「ひかりん、嬉しそうだねっ!」

「だって蓮、ちゃんと授業受けてるんだもんっ」

「もう二度とうけねぇ」

「またそうゆうこといってー」

ニヤニヤ顔で海と顔を合わせながら、


「「素直じゃないんだからー」」

はもってきた。



「…黙れ」

まじ、戻ってこなきゃよかった。


「あはは!じゃぁ三人共ばいばーいっ」



そういって女子達と帰っていったあの馬鹿女



「蓮」

「なんだよ」

「すっかり彼女のペースだな。」

「………」