「やだ」



「な………!!」



初めてだ、

こんな女

俺を真っ正面から睨みながらキレる。


男にもこんな奴いなかった、だいたいは目が怯えていた。




初めてだからかイラつきはおさまらない。



「初対面の奴にこんぐらいの掠り傷だけでも手当なんかさせるかよ」

「でもっ!」



誰も俺に刃向かわなかったのにこいつは……



ムカつく…


ガンッ


怒りに任せて机をける




「うぜぇ」