そんな気分も目的地に着いたら
吹っ飛んだ。
「海だぁっ!」
「……ガキ。」
無限に広がる海を見ていると
そんな蓮の言葉も気にしない
でも…………
「なんで海?」
蓮が海を好きっていうのは
想像できないし…
……あたしは大好きだけど
「頑張ったバカへのご褒美」
「…………っ//////!!」
月明かりのなか微笑む蓮
そんな時に囁かれた言葉
それだけであたしの心臓を
爆発させるのは十分で。
顔を真っ赤に染める
「それにこの季節の海
嫌いじゃねぇし」
目を細め遠くの水平線を眺める
「蓮、ズルイ」
「は?」
あたしだけドキドキさせといて
自分はいたって平常心

