海はあたしが蓮をとることが、やなんだよね!?



「ばかじゃねぇの」

蓮があたしを見て呆れたようにそう言った。


心底馬鹿だな、お前って視線やめてもらえないでしょうか!?



「な………!」




だけど蓮だけじゃなくて、海も東吾までが呆れたように見てきた。




「な・なに……?」

「これから蓮苦労するねぇ」


ふふっ、と笑ってあたしの髪に指を絡ませる。


「まぁ光だからな」


東吾も救急セットを片付けながらそう笑った。



どーゆー意味!?



「ま、俺のになったからには容赦しねぇけど?」


え!


「蓮こわーい」


え!?


「死ぬなよ、光」


えーっ!!??




「つか、さっさと光返せよ」と、海に詰め寄る蓮を口をあんぐりしながら見つめる。



あたしのこれからどうなるの!