「〜〜〜〜っ!?」



口にはいりこんでくる生暖かいコレは何っ!?



蓮にやっと唇を離される。



「………っはぁ、はぁ」


いきなりすぎて呼吸ができずにいた為、酸素が足りない。



「これが美味しい薬の飲み方。逆に甘いな。」


妖しい蓮の笑顔。


美味しい薬の飲み方→口移し


そんな飲み方、聞いたことない!


「〜〜っ!蓮っ!」

「ご馳走サマ、





光」




そういって蓮は目をつむる。



あたしはその場に座り込む。




「………ダメだぁ…」


いつもより熱があったせいか熱かった蓮の唇。




その感触がまだ鮮明に残っていた



「……あたし、どうしたんだろ」




このわけのわからない感情が


あたしを


どうにかしてしまう


…しばらく離れなきゃ、






蓮から…ー。