でも、と…止めよう!



「蓮っ!」

走りよって、蓮の腕を掴んだ。


「あぁ……」

「あたしがやるからっ!蓮待ってて!」

「は?」


納得いかねぇ、という顔をしてる蓮をスルーしあたしはどんどん野菜をとる。


そして、お会計をすませ、素早く外にでた




「もう!あたしのこと待ってればいいのに」

「うっせ」



ちょっと悔しそうな蓮の横顔。




…………もしかして



「一人で買い物したかったんだ」

「ちげぇよ」


ぷいっとそっぽをむいた蓮がなんだか子供にみえた。


「よくできましたー」

「………殴るぞ」

「ほんとのことだもんっ」

「押し倒すぞ」


押し倒すがどんなに変態な事かを最近やっと知ったあたし。



顔がぼっ、と赤くなる


「公衆の面前でそうゆう事をっ」

「馬鹿」

「な!」



今回は蓮の意外な所を見れたということで!よし、とします




じゃがいもを持って悩んでるイケメンなんて滅多に見られないもん!