「……………」

「はいはい、そんな不機嫌な顔しな〜いっ」



俺はあいつの上から退かされ、リビングに連れてこられた。




「…んでいんだよ」

「ん?



獣は昼も獣かなっ?って思った」



……………。


あながち嘘じゃない



「イギリスはどうしたんだよ」

「ん?行かないよっ」

「じゃ、どうす…」

「紅茶いれたよー」


呑気にあいつがトレーを持ちながら入ってきた。


「手伝う」

「あ、東吾!ありがとうっ」


あっつー!とかばか騒ぎしてるのは、この際無視だ。



「ひかりんっ!うれしいお知らせだよっ」

「え?なに?」


嫌な予感がする



「僕と東吾は二人と一緒にこの一週間住むことになりましたーっ」

「は!?」

「てことでよろしくねっ」



まじかよ………


嫌な予感は完全に現実となり、


二人の予定が四人に増え


また一波乱ありそうだ