「た・確かめる?」

「確かめたいのか?」



あ…あれ?



なんだか蓮さん、近くなってません??





「あの……れ…蓮……?」

「じゃぁ遠慮なく確かめさせ…」




どんどんっ!


そんな蓮を遮るかのようにドアが誰かに叩かれる。


「蓮さんっ!!」


ドアの向こうからクラスの男子の声がする。




そう、実はあたしの荷物の準備なのですが




「俺んちにくんだから俺の部屋でやれ」とかこの悪魔に言われたんで



蓮の部屋でやってるのです




「蓮、お客さんだよ?」


なんか助かった気がする!

「………ちっ」


何ですか!?その舌打ちっ!




蓮がドアを開けると7、8人の男子が流れ込んできた