「はぁ…蓮ねぇ…」

「俺がなんだよ、貧乳女」

あれ?

後ろからとてつもなく

憎たらしい声がするよ?


気のせいだよねっ



「シカトしてんじゃねぇよ」



残念ながら現実のようです


「今日から10メートル以内に入んないで。」


早速咲季に言われたように反抗する。


「ひーかーりっ先言ってるね!」

咲季が怪しい笑顔を浮かべながら行ってしまった。

なんで!?




「それじゃ席座れねぇじゃん」

「あ…そっか……。じゃぁ10センチ!」

「十分近い」

「…………っ!」

「結局お前は俺には勝てねぇんだよ。」

「〜〜〜〜っ!!」



悔しいけど言い返せない。
じゃぁ、どうしたらいいの!?