そう言うと…

母「だから死ぬのをやめたのよ。あの子が悲しんでいるときに会ったってしょうがないじゃない?」

と…

母「だからできるだけ悲しみを増やさないために、こうやって表情をつくってないの…」

『すいません…軽率でした…』
母「いいのよ。」

結葵のお母さんはまた遠くを見つめた…

ここにいてはいけないと思い、屋上を後にした。

俺もけじめをつけなくてはと思ったとき…