弾け、生まれ
粉々に砕かれ
再び形を成した


あまりにも広く
真っ暗な世界に
偶然生まれた私達は
きっとちっぽけなのだろう


様々なものを内包して
煌めく闇が銀河なら


私達が生きている
この星も、国も、街も
きっと一つの小宇宙


何が起こるかなんて
誰にも分かりはしないよ


小さく、儚く
けれど確かに輝いている
温かい鼓動が
波打っているのだから


いつかは全てを
愛せるように
今はたったひと欠片を
胸に抱いて