一方、丘の上で日向ぼっこをしていた黒狼と白狼は、森へ向かう赤ずきんを見つけました。 「あれ、俺の赤ずきんはどこに行くんだろ」 「お前のじゃねーよ!」 森には狼がいるのに、と心配になった2人はこっそりと赤ずきんの後をつけることにしました。 「黒狼、君みたいなのを世間ではストーカーと言うんだけど、知ってるかな?」 「いや、激しくお前には言われたくない」