「えぇーっ!そうだったの?」 黒狼と白狼が全てのことを話すと、赤ずきんはクリクリの目をさらに大きく開いてびっくりしました。 「あら、ありがとうねぇ」 おばあちゃんは目に皺を作ってほんわかと笑います。 赤ずきんは2人の元にパタパタと走り寄り、そして2人の頬にちゅっ、とキスをしました。 「黒狼くん、白狼くん、ありがとうっ」 ほんのりと頬をぴんく色に染めて、にっこり笑う赤ずきん。 黒狼と白狼は顔を火照らせて、しばらく呆然と突っ立っていました。