一つの真っ白な羽が、ひらひら舞い落ちてきて、彩喜の手の上にそっと乗った。
真っ白の羽……。
白羽……?
何もない、どこまでも続く青い空に、ちょうどいい程の雲がかかり、美しい。
そこから舞い落ちてきた純白の羽は、どことなく白羽の天使の羽に見えて、青い空から視線を感じた。
本当に、ちゃんと見守っててくれているんだね?
白羽……。
今日も青い空の下、大きく変わった彼女の存在。
でもココロには、ほら、生き続けてるでしょ?
ココロにいる彼女と共に、今日も楽しく過ごしましょう。
ずっと笑い続けていましょう。
彼女が心配しないように。
純白の羽を持つ天使・白羽の助けに支えられながら...。
end...



