純白の羽



確かに、急には驚かなくて負担は軽いかもしれないけど……。


「俺は白羽が好きなんだ で、つきあってほしい。白羽は俺のこと……どう思ってる?」

「……あ……え、と……」


きっとかなり驚いてる。


そして気付いてしまった。

名前で呼んでくれた。

『白羽』って。


天使でも十分嬉しいけど。


「あ、そんな考えないでね?軽い気持ちで答えていいから。天使の体の状態優先だから」

「あ、うん……」


天使に戻った...。


「それと、返事は今日とは言わない ずっと待つから、ゆっくりでいいから、いつでもいいから、焦んないで?悪化が怖い」