純白の羽

「驚くな？絶対驚くなよ？体に負担かかるだろうから」

「……頑張ってみマス...」


それから深呼吸して、一言放った。


「……スキ……」

「……へ？」


急な言葉に戸惑った。

その場は一瞬時間が止まった。


「白羽がスキ」


それから少しずつ少しずつ、彩喜は話してくれた。


きっと、一気に長文で言って理解させて興奮しないように、負担を避けて、戸惑わせてから、少しずつ理解させようとしてくれたんだと思う。


そして彩喜の作戦通り、私は戸惑い、思考は停止。

二言目でやっと理解した。


『私は告白されている』