純白の羽



「あ、はい、種有さんね、また苦しくなっちゃった?落ち着いてね、息をゆっくり吸って、ゆっくり吐く。繰り返していて?」

「天使、お大事にね?無理しちゃダメだよ?先生、私授業に戻ります」

「はい、連れてきてくれてありがとうね」

「失礼しました」


そのまま白羽は早退した。


急性増悪期に入ってから前よりも辛そうだ。

今回は意識を失ったと言うより、落ち着けたから眠りについた感じだった。


「白羽大丈夫?落ち着いた?」


心配してくれる母。


「大丈夫だよ。楽になってきた」

「無理しないでね?少し寝とく?」

「……うん……白羽は天使になるんだよ」

「え?ふふっ そうだったわね。おやすみ天使さん」


落ち着き寝ている白羽に対して、落ち着きないやつが一人いた。