「っ…はぁはぁ…無理…しんど」 早くも息切れ。 少女マンガみたいに 走り去ることはできなかった。 「ぜぇぜぇ… この学校、廊下長すぎっ…」 ふぅーっと息を吐いて、 ゆっくり昇降口に向かう。 プルルルルッ―… 『はい、鈴木です』 「あ、鈴木さん。これから帰ります」 『そうですか?…ではすぐ着くので、 外で待ってて下さい』 「はーい」 電話を切って校舎を出る。 鞄は…翔太に持って帰ってもらうか。 てか…