最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
わたしは10代の頃、なんだかもやもやとした気持ちがいつも心の隅の方にありました。
あの頃の私は、いつも「生きる意味」について考えていました。
なぜ、生きなければならないんだろう、なぜ生まれてきたんだろう、そんなことばかり考えて、どうしても未来に希望が持てませんでした。
その悶々とした気持ちと「生きる」ことをテーマに物語が書けたらいいなぁと思い、この作品ができあがりました。
まだまだ未来のある若いみなさん。
どうか未来に悲観することなく、ゆっくりでいいので前進してください。
前進できなければ、しばらく立ち止まっていてください。
結論は急がなくても、大丈夫です。
つらいことは、きっと、時間が解決してくれます。
きっと、乗り越えられます。
みなさんの明るい未来を祈念して――
海野かもめ